坂本です!2019年7月、ドイツのルフトハンザ航空のビジネスクラスに搭乗しました。
その時の搭乗機を記したいと思います。
本当は、パリから直接日本に飛びたいと考えていました(ANAで)。しかし、チケットが取れなかったのです。
それで、ミュンヘン経由のルフトハンザを選択する結果となりました。
・パリ → ミュンヘン → 関西国際空港
結論から言うと、悪くない快適なフライトでした。
それにしても、航空会社によって食事やサービス、雰囲気が全然違って面白いですね。
ルフトハンザのビジネスクラスラウンジの様子
1 パリ空港のルフトハンザのラウンジ
こちら、早朝のパリ・シャルルドゴール空港内にあるルフトハンザ航空のラウンジです。
ミュンヘン行き6時45分発に乗り込む前に、少し時間があったので足を運びました。
お野菜やチーズ、ハムなどの軽食類や、アルコールを含むドリンク類がひと通りそろっていました。
早朝だからか、人も少なく、静かにゆっくりくつろぐことができました。
ただ、広さとしてはそれほど広くありませんでした。
2 ミュンヘン空港のルフトハンザのラウンジの様子
次に、ミュンヘン空港内にあるルフトハンザ航空のラウンジです。
こちらは、さすがに自国・ドイツのホームグラウンドだけあって、かなり広めでした。
食事類も充実しています。写真のようなマフィンやクッキー類のほか、スープ、サラダ、パン、などなど充実していました。
ベーコンやスクランブルエッグなど、ガッツリ系も充実していました。
ですが僕は、機内食に備えて、軽くつまむ程度にとどめておきました。
「グルテンフリー」と書かれたパンのようなものも用意してあり、「さすが欧州!」と、喜んで口にしてみたのですが・・・
僕の口にはまったく合わず、一口だけ食べてあとは断念してしまいました。
ルフトハンザのビジネスクラスシート(エアバスA350-900)
関空~ドイツ・ミュンヘン線は2019年3月31日就航したばかりだったようです。
使用機材は、最新のエアバスA350-900型機!
導入まもないだけあって、機内はご覧の通り、ピカピカで清潔感あふれています。
前の座席との間も、広々としています。
ANAなどで導入されている「スタッガード配列シート」は、各座席が独立した仕様です。
スタッガードの良い点は、個室感があること。一方で、閉塞感を感じるかもしれません。
これに対して、ルフトハンザは上記写真のように、とても開放的。隣の人とも話しやすいです。
どちらが良いか?は、もう各人の好みの問題ですね。
もちろん、座席はフルフラットになります。
このように前の座席の間に、足が入る格好になります。
1点だけ、気に食わなかったのは、座席頭部に据え付けの「でっぱり(枕)」です。
普通に座っている分には、首を支えられて良いのです。が
シートをフルフラットにすると、でっぱりが頭部に当たるのです。
枕にしたい人は良いのでしょうけど、僕は、枕なしで寝たい派です。
「これ外せないの?!」と試みましたが、だめでした(笑)
その点は、ANAのフルフラットシートの方が快適に眠れました。
ルフトハンザ・ビジネスクラスのアメニティ
「THE BRIDGE」のポーチ。僕は知りませんでしたが、イタリアのフィレンツェ(Firenze)のもののようです。シックで高級感があります。
内部に、「ルフトハンザ ビジネスクラス」としっかり書かれています。
ルフトハンザ・ビジネスクラスの食事は?
機内に入り座席に着席すると、さっそくCAさんがウェルカムドリンクを持ってきてくれました。
いよいよ始まるフライトへの期待感に、胸が膨らむ瞬間です。
僕は、スパークリングワインをいただきました。あまり飲めないのですが(笑)
オレンジも一口もらいましたが、とても味が濃く、美味でした。
素材の味が生きているというか、化学的な混じりっ気がないんですよね。
そして離陸から1時間ほどでお食事。
和食か洋食を選べます。僕は洋食を選びました。
こちら、前菜のエビ料理。エビが大きくプリプリしていて、美味しかったです。
そして、いよいよメーンのお肉料理なのですが・・・
「ビーフステーキ」だと思って食べたのですが、どうも加工肉のようです。
ソーセージ?お肉の中に、人参らしき赤い粒が入ったものでした。
お肉は固く、お味も大味な感じでした。
付け合わせのパスタは、グルテンフリーの僕は食べられないので残しました。
次に、着陸前の朝食です。
朝食も、和食か洋食を選べます。
「今度は和食にするぞ!」と意気込んでいたのですが・・・
CAさん「申し訳ありません、後ろの座席の方で和食はなくなってしまいました」
えー!
やはり、みんな和食を選んだんですねー!
選択の余地はなくなり、また洋食です(笑)
せめてもの救いは、「鮭おにぎり」をつけてくれたことでしょうか(笑)
でもでも、スクランブルエッグは侮れない美味しさで完食しましたよ。
ハムとチーズも、ハズレのない安定感。これも完食です。
調子に乗って、クロワッサンを食べてしまいました。
CAさんが、どっさりパンが入ったカゴを持って「どれにしますか?」と聞いてくるのです。
軽めかと思いきや、思いの外ボリュームもあって、満足感の高い朝食でした。
和食の残像を求めた鮭おにぎりを、お腹いっぱいで食べられなかったくらいです(笑)
まとめ:ルフトハンザのビジネスクラスの評価は?
機材は新しく、スタッフの皆さんはフランクで親切。快適な11時間のフライトでした。
機材は最新のエアバスA350-900。これはやはり素晴らしいです。
ただ、食事に関しては、すこーし日本人の口には合わないものもあるかもしれません。
とはいえ、バターやパン、ワインやジュース等の味わい深さは、さすが本場の欧州だと感じさせるものがありました。
混じりっ気がないんですね。日本のパンなどは添加物だらけ・農薬だからだからではないか?とまで思いました。
欧州は、食品添加物の基準が厳格で、農薬使用の環境基準も厳しいと聞いていますからね。
いずれにしても、ルフトハンザ航空はさすがです。スターアライアンスの盟主!そう感じさせる余裕と風格を体感したフライトになりました。
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