坂本です。所用でインド・バンガロールに行くことになり、スリランカ航空を予約しました。
エコノミー往復・諸税込みで65,000円。なかなかリーズナブルなお値段です。
「アジア圏ならエコノミーで楽勝でしょ!」と思っていたのですが、後日あることに気づきました。
行きの成田→コロンボは、途中でモルジブに寄るため、飛行時間がなんと「12時間を超える」というのです!
こりゃ欧米方面並みの長さじゃないですか。
「エコノミーだとなかなか厳しいなあ」
…という僕の心を見透かしたかのように、ある日甘い誘いのメールが届いたのです。
この記事では、入札によってエコノミーからビジネスクラスへのアップグレードに成功した僕の体験談を紹介していきます。
たった4万円でビジネスクラスにアップグレード!の経緯
1 スリランカ航空からお誘いメールが届く
噂には聞いたことがありましたが、これがアップグレードの入札メールかぁと思いました。
リンクをクリックして、入札サイトに飛ぶと、金額の幅が設定されていました。
最低が約35000円から、最高が確か10万円超えだったと思います。この幅の間で自由に金額を決められるわけです。
逆に言うと、「1円」のような極端に低い入札はできません。
2 サイトから入札金額を設定
たしか1週間前くらいのオファーだったので、「けっこうビジネスクラス空いてるんだろうな」と予想しました。
このため、「低い金額でも、意外とアップグレードできる可能性あるかも?」と考え、最低ギリギリの35000円で入札しました。
この時は、「別にどっちでもいいや」という気分だったんですね。
しかし、実際にフライトが近づくにつれ、ビジネスクラスへの思いが募っていきます(笑)
3 「もっと金額を上げよ」メールが届く
すると、またそんな僕の心を見透かしたかのように、搭乗1週間ほど前「あなたよりも高い入札者がいます!」という脅し?(笑) のメールが届きました。
Update your offer
つまり、「金額をあげなよ」ということ。
なにぶん初めての経験ですし、いくらくらいならアップグレードが通るのか?予想もつきません。
「さすがに最低額はあんまりか」と思い直し、入札額を変更。4万円を少し超えた額に設定し直しました。
それでも、入札額の強度を示すメーターは「弱い」を示していました。でも「当たれば儲け物!」という構えで臨みました。
4 搭乗前夜に「アップグレードおめでとう」メールが届く!
さて、搭乗前日になっても、スリランカ航空からはなんの連絡もありません。
「やはりだめだったかな、まあエコノミーでもフライトを楽しもう」と開き直っていました。
それよりむしろ、この日は大雨の影響で成田方面の交通がマヒしており、「明日は無事に成田に行けるだろうか?」の方が気になっていたんですよね。
早朝出発を見越して寝ようとしたその時、スリランカ航空から
You’ve been upgraded!
「コングラッチュレーション!」メールが届いたのです!
もう忘れかけていただけに、サプライズな喜びが僕の心に押し寄せてきました。
(当日)アメリカン航空ラウンジを利用
ワンワールド系のラウンジは初めて。「JALのサクララウンジにも入れるかな?」と期待しましたが、スリランカ航空のカウンターで「アメリカン航空のラウンジを使ってください」と指定されました。
いやーでも実は、今回のバンガロール往復で、JALのフライオンポイントが五万を越えるため、サクララウンジに入れる上級会員資格を獲得できるのです。
だから、いつでも入れるし今回はいいか!と納得。
それに、僕はふだんから朝食は食べませんし、飛行機ではビジネスクラスの食事が待っています。何の問題もありません!
搭乗すると、ビジネスクラスにまだ空席があった!
さて、実際に飛行機に搭乗してみると、入札の効果か、ほとんどの席が埋まっていました。
ですが、全体を見渡すと、3席ほどの空きが確認できました。
ということは…
分かりませんが、最低額の35000円のままでも、もしかしたら通っていたのかもしれませんね。
航空会社側で予備として取っている席かもしれないので何とも言えませんが。
それにしても、プラス4万円で12時間超もビジネスクラスを堪能できるなら、安い買い物だったと感じています。
まとめ
僕としては初めての入札アップグレードによるビジネスクラスでしたが、「非常にコスパが高かった」としみじみ感じています。
12時間半という長丁場だっただけに、ビジネスクラスに変更したメリットは大きかったです。フルフラットで睡眠もとれて全く疲れませんでした。
これがエコノミーのままだったら…と想像すると少し怖いです(笑)
特にコロンボ到着は深夜でしたし、初めての土地でもありましたので、心身ともに良い状態で降り立つことができてとても満足です。
スリランカ航空以外でも、チャンスがあったらまた入札にチャレンジしてみたいと思います!
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