坂本です。仕事でノートパソコンをよく使っています。新聞記者時代から約20年続いています。
あなたもきっとノートパソコンを常用しているのではないでしょうか?ぜひ首をいたわってください。
それだけで、生産性は格段に上がることでしょう。
ノートパソコンは、視線が落ちるため、首にかなり負担がかかっている、ということを知ったのはつい最近のことでした。
モニターが視線の正面に来るデスクトップパソコンが理想なんですが、国内外に出かけて仕事する機会が多い自分には非現実的なんですよね。
少しでも首への負担を軽くするため、持ち運びできる折りたたみ式のスタンドを今年から使用しています。
ノートPCスタンドのメリット
1 首と肩の負担が軽くなる。目も疲れにくくなる
もうこれにつきます。そして、長時間パソコンを使用する方であればあるほど、これによる効果は絶大でしょう。
そもそも、人間の頭部だけで重さ約5キロあります。大きなスイカ、これを首と肩が支えてくれている、と考えてください。
ある調査によると、首の角度が増すに連れ、首にかかる負担が増えていく、ということが分かったそうです。
カラダの真上に頭が乗るだけなら、首にかかる負担は5キロ。
しかし、頭を15度前に傾けた場合、首にかかる負担は12キロにアップ。
傾きが30度になると、18キロ。
傾きが45度になると、22キロ。
傾きが60度になると、27キロ。
パソコン使用の時間が長引けば長引くほど、これだけの負担があなたの首をボディブローのようにじわじわと蝕んでいくのです。
しかし、スタンドに乗せれば、画面は約10センチほど高くなります。この効果は見た目からの想像よりはるかに大きいです。
以前は、1日パソコンを使っていると、夕方には疲れでヘロヘロになっていました。しかしスタンドを使用し始めてから、断然楽になりました。
いつも夕方ごろから目が痛くなっていましたが、最近はそういうこともありません。
ノートPCスタンドのデメリット
さて、スタンドのデメリットにも触れておきましょう。
1 折りたたみ式とはいえ、持ち運ぶ際に多少かさばる
自分はいつもリュックに入れて持ち運びます。大した量ではないですが、荷物って軽いに越したことはないんですよね。
2 左手に突起が当たり、キーが打ちにくい
スタンドには傾斜がありますので、パソコンが滑り落ちないように突起があります。
これがどうしても左手に当たるんです。
しかし、慣れれば問題ないかな、という程度です。
ノートパソコン用スタンドの使い方
これはまだ折りたたまれた状態です。
両手で持ち、ゆっくり左右に開きます。
こうして、あっという間に完成。あとはパソコンを乗せるだけ。
僕が使用しているノートパソコンスタンド
現在使用しているのがこれ。340グラムとやや重さがあるのがネックですが、画面が格段に(15センチ程度)高くなるので、とても満足しています。
なお、以前使用していたのはこちら。高さは5センチ程度しか高くなりませんが効果ありますし、約100グラムと軽量で、かつ薄くコンパクトに折りたためるのが良いですね。
まとめ
ノートパソコンを毎日使用している方には、このスタンドの使用は自信を持ってお勧めできます。
首への負担は、全身の不調となって現れます。仕事の生産性はもちろん、あなたの生活クオリティにまで影響を与えることなのです。
僕は、首をいたわることを強く意識しだしてから、クオリティ・オブ・ライフが明らかに高まったと感じています。
スタンドにはたくさんの種類が発売されていますから、あなたとあなたのパソコンに合うものを探してみるのも楽しいと思いますよ。