坂本です。2018年1月、貯めたマイルでニューヨーク、ワシントンDCへ行ってきました。
遅ればせながら、往路の羽田〜JFKを結ぶANA便の様子をごくシンプルに紹介したいと思います。
アメリカ往復特典航空券に必要なマイル数
日本から北米に行く場合、通常期であれば必要ANAマイル数は50,000マイル(エコノミー)。ビジネスクラスなら85,000マイルです。
しかし、僕が行った時期はお正月明けの「ローシーズン」に該当。通常よりも少ない40,000マイル(エコノミー)で発券できました。
ビジネスクラスを発券できるマイル数はあったのですが、なにせ初めての北米路線。
「アメリカまでエコノミーはしんどい」とはよく聞いていました。なので、最初にそのしんどさを体験しておかないと、ビジネスに乗った時にそのありがたみが感じられないですもんね。
それに初ニューヨークなので、たとえエコノミーで体がしんどくてもコーフンしてそんなに疲れも感じないだろう・・・という計算もありました。
ANA羽田〜ニューヨークのフライトスケジュール
NH110フライトスケジュールは次の通り。約12時間のフライトです。
10:20 東京(羽田)
09:00 ニューヨーク(JFK)
時期によって、到着時刻が遅くなるようです。ジェット気流の流れが変わるのかな?
ともかく成田ではなく、羽田というのがいいですね!品川から京急ならたった20分弱で着きます。
座席の様子
ラウンジで一仕事してから、いよいよ機内に乗り込みます。左側の窓側席に着席しました。
国際線はこのようにモニタがあり、今どこを飛んでいるのか一目で確認することができます。地図マニアな自分として楽しい機能です。
座り心地としては国内線シートとほぼ変わらない印象。前の座席との間は少しだけ広い感じかな、と思います。
羽田を離陸
しばらく日本を離れると思うと、窓から見る東京が愛おしく感じました。
グルテンフリーの機内食。
機内食は、事前に頼んでおけば特別食(スペシャルミール)をいただくことができます。基本、フライトの24時間前まで大丈夫のようです。
僕は、グルテンフリーミール(つまり小麦なしの食事)をお願いしていました。ANAサイトの予約確認から簡単に頼むことができます。
飛行機が離陸する前に、CAさんがやってきて、「お食事はグルテンフリーですね?」と確認してくれました。
その上で、「間違えないように、座席にシールを貼らせていただきます」とのこと。しっかりしていますね。
グルテンフリーのスペシャルミールは、小麦がダメな僕には非常にありがたいサービスです。
ニューヨークまでは12時間あります。なので食事は2回。その間に軽食も出ます。これも合わせると計3回です。
グルテンフリーミールは、基本お米です。それから丸いパンもつきます。これがなかなか美味しい。
しかしメーンの食事だけでお腹いっぱいになりますので、2回目の食事ではパンは食べられませんでした。
食事の後にはデザートのハーゲンダッツアイスクリームが出ました。
スペシャルミールにはグルテンフリーのほか、ベジタリアンや低糖など、多様な種類があります。
ニューヨークまでの飛行経路
アメリカへ渡る、となると、勝手に「太平洋を一気に飛ぶ」と思い込んでいました。しかし違うんですね。
まず日本列島に沿って北上。北海道上空を通り、アラスカ付近を通過します。そこで北米大陸に到達。
それから徐々に南下するルートを取り、ニューヨークへと到達します。
なんでこんな遠回りするのか?と思いましたが、よく考えればこの飛び方が日本と米国東海岸を結ぶのに最も最短の距離なんですね。地球儀を見て納得しました。
1回目の機内食を食べた後、機内は真っ暗になります。日本時間ではまだ真昼間なのですが、アメリカとの時差を調整するためには寝たほうが良いそうです。
僕は本を読んだり映画を見たりして過ごしていました。
12時間のフライトでほとんど疲れず快適だった理由
ほとんど疲れませんでした。少し眠たかった程度です。楽しくてあっという間でしたね。
散々「ニューヨークへのフライトは辛いぞ」と聞かされていたので、「こんなものか」と拍子抜けしたくらいです。
しかし、疲れないように周到に準備していた部分もあります。それを紹介します。
1 ノイズキャンセリングヘッドホン
飛行中の飛行機内には、大きな騒音が響いています。
短時間ならともかく、これに長時間さらされると、人間の耳や身体にとってストレスが蓄積されます。
この騒音が長時間フライトによる疲労の一因と聞いていました。
そのため、騒音をカットする「ノイズキャンセリンヘッドホン」を機内に持参しました。
その効果には驚きました。耳にセットしてスイッチを入れると、「ゴォー」という騒音がピタッとなくなり、静寂に包まれるのです。
ブルートゥースですから、コード無しでこのまま音楽も聴けます。静かだから音楽もクリアです。
寝るときは静寂に包まれて、ゆったりできるわけです。
僕は12時間のほどんどの時間をこのヘッドホンをつけて、その絶大な効果を実感しました。
2 こまな水分補給と歩くこと
「エコノミークラス症候群」という言葉は、もう誰もが知るくらいにポピュラーになりましたね。
その字のごとく、狭いエコノミークラスの旅客機内で座りっぱなしだと、足に血がたまります。そこで血栓ができるとこれが心臓を襲い、命にかかわることすらあるというもの。
さらには航空機内は乾燥しがちです。自分が気づかないうちに体が水分不足になる可能性があります。ですので、血がドロドロにならないよう、こまめにお水を飲みました。
そして少なくとも2、3時間おきに立ってトイレに行きました。トイレ内では軽く屈伸などして体をほぐしました。
米国ニューヨークに到着
やがて北米大陸に差し掛かると、少しずつ空が明るくなってきました。
写真では分かりにくいですが、ニューヨークの摩天楼が見えた時は感動しました。「ついにニューヨークに来たんだな…」と実感した瞬間です。
やはりニューヨークまで飛ぶのは、アジア路線とは違った達成感があります。これから北米、ヨーロッパ路線にどんどん挑戦して行きたいと思います。
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