会社辞めたい40代男女へ。僕が独立起業して良かった9のこと

会社辞めたい40代男女へ。僕が独立起業して良かった9のこと

坂本です。窓から新緑きらめく木々が見える都心の某スタバでのんびり仕事をしています。

僕が新聞社を辞めて独立してもう8年になりました。大変な時期もありましたが、今はほぼ理想に近い生活をできるようになり、「本当に独立して良かったな」と思っています。

毎月のように東京ー福岡を行き来する、ほぼデュアルライフ。また、先月のシンガポール・マレーシア・石垣島に続き、今月はベトナムです。

このところ、「会社を辞めたい」と考える人がとても増えています。

そうした方達に向け、僕が独立起業して良かった10のことをこの記事で紹介したいと思います。

1 通勤地獄がない。満員電車に乗らなくていい

これはきっと誰でも真っ先に思い浮かびますよね。東京都心部の朝のラッシュは大変ですよね。

ぎゅう詰めにされて、みんな本当に気の毒だな、と思ってしまいます。たまに乗ると、みんな朝から疲れ切っているように見えます。

最近はテレワークと言うんでしょうか、会社にいかなくとも自宅でテレビ電話で会議したりして働くスタイルも出てきたようです。

とはいえ、まだまだこれが一般化するには時間がかかりそうです。

通勤のストレスと時間ロスがなくなるだけでも、独立はものすごく大きなメリットだと思います。

 

2 自分で仕事を決められる

会社に入ると、当然ですが仕事を与えられます。

右も左も分からない新社会人にとっては、とてもありがたいことです。仕事をしながら学んでいけるわけですから。

ですが、仕事に熟達していく、あるいは責任ある立場中間管理職になっていくにつれ、求められる仕事が息苦しくなっていきます。

特に大企業ほど、「仕事のための仕事」が多過ぎますねよ。上司に対する「仕事やってますよ」をアピールするアリバイ作りのような仕事。

独立起業すると、しっかり売上を立てること=世の中に価値を提供することへの意識が研ぎ澄まされます。

ムダな資料作りに精を出す暇は一切ないのです。

そして、僕にとって楽しいのは、「仕事はいくらでも自分で創り出していける」ということです。

人に言われるからやるんじゃなく、世の中のニーズがあり、なおかつ自分が納得できる仕事を創り出すことができる。

「創造」の喜びがあります。

 

3 理不尽な仕事、納得いかない仕事をしなくていい

上記に関連しますが、多くのサラリーマンが大なり小なり「理不尽」を経験することでしょう。

財務省の官僚が公文書を改ざんする、というニュースがありました。少なくない数のサラリーマンが身につまされる思いが胸に去来したことは想像にかたくありません。

組織の中で生きるということは、こういう息苦しさがありますよね。

しかし独立すれば、自分のボスは自分です。やりたくない仕事は「やりません」と断ることができます。

もちろん、きちんとした収入基盤を固めておくことが前提です。

売上が不安定だと、収入のために理不尽な仕事まで受けざるを得なくなります。これだと、宮仕えのサラリーマンとなんら変わりなくなります。

 

4 上司がいない

これも大きいです。自分が自分のボスというのは、本当に良いものです。

僕は新聞社時代、人格的にも能力的にも素晴らしい上司にたくさん恵まれてラッキーでした。感謝しかありません。

その上、たまに上司が理不尽なことを言ってきても、反発して文句を言うことが許されるところがある会社でした。

それでもやはり、組織の息苦しさや上司の重たさというのは感じていました。

恵まれていた僕ですらそうなのですから、パワハラ満載の理不尽が横行するブラック企業に勤める方々の精神的ストレスは想像を絶します。

 

5 仕事時間が自由

新聞記者はふだん割と自由でした。外を出歩くのが仕事なので、原稿さえ出しておけばオッケーという部分はありました。

とは言っても、会社としてはいつも記者がもぬけの殻というわけにはいかないので、持ち回りの「内勤」の日があります。

その当番の日は、日中会社にいないといけません。さらには「夜勤」も月に数回あります。

これは事前に分かっているから良いとして、困るのが突然の「呼出」です。これが記者は、日常茶飯事なのです。

ダイヤ上は休みの日なのに、大きな事件や事故が起きれば、携帯電話ですぐ呼び出されます。

何度、夜中に叩き起こされたか、また遊びの計画が潰れたかは数え切れません。

9時~17時のサラリーマンも大変ですよね。毎日ずっと会社にいないといけないというのは、放浪癖のある僕には無理です。

 

6 仕事する場所も自由

僕は今、ネットがつながる環境にいさえすれば仕事ができます。だから自由です。

国内はおろか、今やアジアの国々でもネット環境が安定してきました。

先月もマレーシアでSIMカードを購入し、ふだん使っているiPhoneに差し替えただけでストレスなくネットに繋がりました。テザリングしてパソコンも使えます。

石垣島に行った時も、ビーチの前でパソコンを開いて仕事しました。

僕はセミナーやコンサルティングをやりますので、そういう時は物理的にその会場に行かないといけません。

でもそういう日程は固めておいて、東京で一気に片付けます。

わざとまとまった日程を空白にしておいて、その時期に自由に国内外に出かけられるのです。

 

7 収入に上限がない

独立してまず思ったのが、

「毎月決まった額の収入があるって、なんて素晴らしいことだったんだろう!」

ということです。

「今月は大した仕事できなかったなー」という月でも、必ず、銀行口座にウン十万が振り込まれるのです。

これはサラリーマンの方は感謝すべきだと思います。

とはいえ、逆にいうと、ものすごい成果を出した月でも、給料はほとんど変わりません。

そして先輩方を見ていれば、将来のおおよその給料も予測がつきます。

ところが、独立すると全く状況が異なってきます。

収入の加減がなくなる。それとともに、上限もなくなるのです!

「自分次第で、いくらでも収入を増やせる」

「すべて、自分に跳ね返ってくる」

これは厳しくもありますが、とてもやりがいがあります。

 

8 経費で本が読める

独立して思ったのが、サラリーマンは経費が使えなかったのだ、ということでした。

記者時代に月に2万円とか本を買っていたのですが、当然給料から買うわけです。

しかし今は、自分の業務に関係ある本であれば、会社の経費として支出できます。

あるいは、セミナーを受けに行く時もそうですね。会社の業務に関連するセミナーであれば、会社から支出するわけです。

 

9 未来に明るい希望が持てる

日本のサラリーマンの皆さんの多くが、漠然とした将来不安を抱えています。

確かに、どんな大企業でも、いつ潰れるかわからない時代になっています。

会社に丸ごと自分の身を預けている人は、会社が潰れたらジ・エンドです。

さらには、人生100年時代になりましたが、会社は60とかで定年になります。その後30年40年を年金だけで生きられないのは明白です。

こうしたことから、みんな不安なのでしょうね。

僕は、自分で仕事をしていますので、「生涯現役でいられる」という安心感があります。自分次第なのです。

もし社会の状況が思わぬ方向に変わったとしても、「稼ぐ」原理を身につけましたので、その時々に合わせて自分の仕事を変化させられるという安心感があります。

だから、「どう転んでも、未来は明るい」と感じながら日々を楽しく過ごすことができるのです。

 

まとめ

独立起業はこのようにメリット満載ですが、正直言って、楽ではありません。

サラリーマンとは思考を180度変える必要があります。

もし、あなたが独立起業を考えているのであれば、1日も早くスタートすることをお勧めします。

会社勤めが長ければ長いほど、「給料をもらう」というマインドが染み付いてしまいます。

独立に必要な「自分の力で稼ぐ」という意識に変革するのに、かなりの苦労が伴うからです。

これは特に、大きな組織・大企業に勤める人ほど大変です。

中でも、僕のような新聞記者や、公務員といった「稼ぐ」ことと無縁の仕事をしている人は、なおさらそうです。

僕は全員が全員、独立起業する必要はないと思っています。組織が向いている人もいるからです。

会社勤めも立派な社会における役割です。

ただ、僕自身は独立に向いていたんだろうな、ということ。

「独立して本当に良かった」と、スタバでお茶飲みながらしみじみ感じています。

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